マーチング通信29号

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マーチング通信29号

第29号:平成25年(2013年)11月17日日曜日隔月発行1湯島・本郷のあんなこと、こんなこと、地域の絆を深め広めたい。湯島本郷マーチング通信第15号編集・発行湯島本郷マーチング委員会事務局TEL.03-3811-1111 FAX.03-3811-0047 http://www.yushima-hongo.netNo.29発行人兼編集長:利根川英二編集スタッフ:瀧村淳三、宮崎直樹、小座間次男、佐藤悦子、大村明生大学と地元商店街と農村が連携する「農業インターンシップ」都市と地方の新しい関係づくりを志向する文京学院大学の試み文京学院大学小泉拓也さん社会に役立つ人材を教育するという大学の役割を果たすために行われる企業や官公庁での就業体験=インターンシップ。文京学院大学では、加えて「農業インターンシップ」というユニークな試みにも取り組んでいます。どういうものか、文京学院大学キャリア・社会教育センターの小泉拓也さんにお聞きしました。―「農業インターンシップ」はどういう目的で行われているのですか。小泉さん今年で5年目になりますが、“米作り体験”を通して、本学と地元本郷の三面大黒天商栄会、そして群馬県前橋市富士見町の三者が農村・都市交流を図り、地域活性化に貢献することを目的としています。具体的には米作り体験および農業体験ツアーのお手伝い、富士見町での産業祭へのブース出展、新鮮野菜の販売のお手伝い、田植えは生れて初めての人たちばかり商栄会のコミュニティ活性化の提案などです。―大学、商栄会と農村の間で人の往来があるのですか。小泉さん本年度の事業計画でいうと、朝市(5月1 2日)、田植え(6月9日)、草取り(7月14日)、稲刈り(10月13日)、文京祭(10月19日)、産業祭(11月3日)、収穫祭(11月10日)の計7回、学生と商栄会のメンバーと前橋市の人が行き来して交流します。産業祭では3つの部活動の学生と、これに留学生(マレーシア他)を加えた約40名と商栄会の人たちを加えた総勢60名近くでの訪問です。―田植えから稲刈りまでを体験して学生の意識は変わりましたか。小泉さん米や野菜・果物を取り巻く自然環境、経営環境などを実地に学ぶことで学生の意識は確実に変わりますね。農村と商栄会のためにマーケティングや映像・デザインなどの知識を活かした提案にも意欲的に取り組みます。理論と実践を通して大学、商栄会、農村の三者がまさにウィンウィンの関係になるのです。地域企業でのインターンシップにも積極的に取り組みつつ、こういうユニークな試みにも挑戦していることが本学が就職に強い大学ランキング(2011年『週刊ダイヤモンド』)で全国548校中3位に選ばれた理由かもしれません。文京学院大学のデータ学長川邉信雄外国語学部、経営学部、人間学部、保健医療技術学部、大学院1924年島田裁縫伝習所創立。翌年、本郷女学院と改称1991年文京女子大学を開設2005年大学全学部を男女共学へ移行2014年保健医療技術学部に看護学科を新設●本郷キャンパス東京都文京区向丘1-19-1TEL.03-3814-1661(代)●ふじみ野キャンパス埼玉県ふじみ野市亀久保1196TEL.049-261-6488(代)●駒込キャンパス東京都文京区本駒込6-18-3TEL.03-3946-5301(代)http://bgu.ac.jp「湯島本郷マーチング通信」HPのQRコードです